3.11東日本大震災から10年が経過しました。
犠牲者となられた方に改めて心からご冥福を申し上げます。
県外に移住した方を含め、避難生活を続けている人は4万1千人。
山梨県内にも490人が避難されています。
2012年以降、毎年忍野村で開催してきた福島の子どもたちの保養キャンプで
お母さん方が家族との離散や子どもに与えている影響などを涙ながらに訴えられていたことが忘れられません。
福島第一原発の事故により、どれだけの人の日常や生活が失われたことか。
原発事故のもたらした影響、そしてこれから尚もたらす影響は計り知れません。
福島第一原発では、約880トンの溶融核燃料が残ったままです。
汚染水は増え続けており、処理に困難を極めています。
「復興」「収束」には程遠く、廃炉には数十年を要します。
「ひとたび原発事故が起これば、私たちはコントロールすることができない」
福島第一原発事故を教訓として、原発に依存しない社会、分散型エネルギーの社会を実現します。